アベノミクスが始まってもう数年が経過しました。

日銀の発表では、インフレ基調が続いており失業率も低下していると言われています。

「へえ、ずいぶん景気が良くなってきたのかな?」

と思って今までなかなか値上げできなかったメニューを少しだけ上げようかな?と思っている居酒屋さんのオーナー、店長さんも多いでしょう。

しかしですね、

これ結構危険です。

自分も行きつけの飲み屋さんがありまして、そこのオーナー兼店長が合計のお勘定で1割くらい値上げしたんです。

だいたい1回飲み食いして3000円くらいを3300円にしたと言うと分かりやすいでしょうか。

同じ自営業者として気持ちは非常に分かります。

消費税も増税されたし、社会保険料も上がっていますから普通の個人事業主は大変キツい時代です。政府が減税したり保護するのは大企業だけですしね。

ようやくここに来て少し値上げさせてもらうチャンス、と考えたのでしょう。

そこのオーナー兼店長は長年の付き合いでお友達でもあり、ワイは値上げに対しては何も言いませんでした。

 

で、1割お勘定上げた結果どうなったか?

答えは・・・

客足が半分になりました( ゚д゚)・・・

今まで毎日来てたお客さんが半分くらいに減っちゃったんですよ。

とくに年金暮らしの人なんかはパタっと飲みに来なくなってしまったんです。

その店は特に高くもありませんし、地元密着で常連客がほとんどだったにもかかわらずそんな結果。

まさかこうなるとは思っていなかったでしょうね。

推察するに、

会社員や自営業者はまだ多少はいいかも知れませが、アルバイトや年金暮らしの人たちは大して収入が上がらないのに税金や物価だけ上昇しているので、一昔前より生活はキツイのかも知れません。

ここで、毎日安く飲ませてくれていた酒場も値上げするとなれば、キュっと財布の紐を締めて我慢し「家飲み」にする人も出てくるでしょう。

まあ、自分の家で飲むには1000円~1500円あれば十分ですし。

で自分にも経験があるのですが、こういう毎日通う系の飲み屋さんって一回行かなくなると、外に出るのが面倒くさくなって行かなくなってしまうことがあります。

今回はまさにそれなんじゃないか?と思いました(^p^)

 

そんなこんなで、

あまり景気指標や景気判断なんかに騙されて値上げをし、お客さんを減らさないようにくれぐれも注意してくださいね。

本当はメニューを値下げした方がトータルで儲かるかも知れません。

 

人の行く裏に道あり花の山

とも言いますので。

※株式の相場の格言ですが、群集心理で動いてもメリットは少ないと言う意味です。