百科事典

昭和の時代に広く一般家庭に普及した百科事典。

過去いい値段で買った百科事典も、今となっては家の中で場所をとるため置いておくだけも邪魔になり処分に頭を悩ませている方も多いでしょう。

昭和の高度成長期にはある意味、サラリーマンの家庭なら「一家に一百科事典」のような存在だったと記憶しています。

どこの家に遊びに行っても置いてありましたからね。

ちなみに、うちの実家の洋間にも大昔に買ったブリタニカ百科事典が飾ってあります。

ほとんど読んだ記憶はありませんが・・・

 

リサイクルショップでは買取不可

ただ、

この百科事典は現在では市場価値がほとんどなくなっており、古書店やリサイクルショップでは買い取りはおろか、引き取りも断られてしまいます。(発行後半年以内など新しいものに限り買取可のところもあります。)

すでにインターネットが普及してPCやスマホで何でも検索できる時代になったため、百科事典が手元ある必要性が無くなったことが大きな理由と言われています。

また場所を取るわりに実用性も大きくなく、実際に百科事典で何かを調べるということはあまりなかったのも原因でしょう。

お店としても、買い手が見つからず保管場所を大きく取るものを引き受けてはくれませんよね。

 

寄付もNG

では、百科事典を寄付できないものか?と考える人もいるでしょう。

残念ながら本などの寄付を受け付けている企業やNPO法人も百科事典はNG扱いです。理由は上述の通り需要なないからだと考えられます。

図書館への寄贈で引き受けてくれるところもあるようですが、百科事典は迷惑がられてしまう可能性が高いので、注意したほうがよさそうです。

善意の寄贈本に苦慮する図書館 何が本当に必要か考えて

 

百科事典を売る

古書店やリサイクルショップでの買取、寄付はほとんど絶望的ですが、ヤフオクやメルカリなどで売ってみることはできます。

例えば、

ヤフオク百科事典

メルカリ百科事典

実際に1000円~数千円くらいで百科事典を出品している人も多いです。なかなか買う人は見つからないとは思いますが、試してみる分には無料なので問題ありません。

1000円くらいであれば稀に落札されています。

ただし、もしかして困るのは、万一買い手が見つかったときじゃないかな?と思います。

購入されれば数十冊もある百科事典のホコリをふき取って段ボールに梱包し、最低でも玄関まで運んで運送業者に引き渡さなければなりません。

百科事典を梱包する段ボールはヤワなものだと底が抜けてしまいますから、みかん箱のような丈夫な段ボールを自分で何個か探してきて底を補強するか、1個200円~くらいでホームセンターや運送業者から買わなくてはなりません。

仮に1000円で売れても手数料を引かれて実入りは800円~900円くらいです。

段ボールを何個か買うとその時点で赤字になってしまうんですね。

ひょっとすると少しお金になる可能性はありますが、発送までの作業時間を考えるとあまり効率はよくないでしょう。

一般人が売ってそこそこ儲かるなら、リサイクル業者が買ってくれるはずですよね?

 

百科事典を捨てる

各自治体により多少の違いはありますが、百科事典は資源ごみで出すことができます。

買ったときは確かに高かったものだと思いますが、処分に困るなら捨てるのが一番早いと思います。

大量にあるなら少しずつ捨てていくのもいいでしょう。

高齢のお年寄りの方で、「重たい百科事典を自分で捨てに行くのが大変だ。」という場合は地域のボランティアの手を借りたり、シルバー支援サービスを利用する手もあります。

またダスキンの家事代行サービスなどに依頼してもいいでしょう。

 

 

急な引っ越しなどの緊急事態

自分で資源ごみに出す時間がないが早急に処分する必要がある場合は、不用品回収業者や便利屋さんに依頼する方法があります。

電話すればだいたいすぐに駆け付けてくれますが有料であり、料金は会社によってバラバラになるので、見積をとってよく調べてから発注するのをお勧めします。

街を流している不用品無料回収のトラックには悪質な業者もいてトラブルになるケースもあるので注意してください。

・回収は無料でも搬出代を請求された。

・回収したものを近所に不法投棄していってしまった。

・依頼していないものまで持っていかれた。

などなど。特にお年寄りや女性を狙った被害が増えているそうです。

処分業者はたくさんありますから安心して頼めるところを探しましょう。

 

まとめ

昭和の時代、かなり高い値段で買われた百科事典も時代の流れでその価値はほとんどなくなってしまいました。

昔は何十万円もしたのでしょうが・・・。

 

こういう類の話だと、オランダのチューリップバブルを思い出してしまいます。

1630年代のオランダではチューリップ球根の価格が異常に高騰し、1個あたり熟練職人の年収10倍相当で売買されていたそうです。1637年の2月3日、何の前触れもなくチューリップ球根の相場が暴落、誰も買う人間がいなくなってしまったという歴史です。

 

まあ、百科事典はそこまで高額ではなかったでしょうし、時代の変化ということで致し方ありません。

昔は高かろうが、思い入れがあろうが価値がなくなれば「いつかは捨てざる負えない。」と割り切ってしまうのがいいでしょう。

時間を見つけて上手に処分してみてください(^ω^)