
古いレコードを断捨離しようとして気になるのがその処分方法ですよね。
CDやi-tunesなどのデジタル音源の普及もあり、もう聴かなくなった古いレコードが家の押し入れやガレージに大量に保管してあるけど、大きいものだし簡単に捨てることもできないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
レコード (record, vinyl record, 英語版ではgramophone reをcord)とは、音声記録を意味し、主に樹脂などでできた円盤(最初期には円筒状の蝋管レコードを含む)に音楽や音声などの「振動」をを刻み込み記録したメディアの一種を示すことが多い。直径や回転数をもとにSP盤 (standard play, 78rpm)、LP盤 (long play, 33rpm)、7インチシングル盤 (45rpm)、EP (extended play, 45rpm)、12インチシングル盤などを区別する。
引用:wikipedia
この記事では、
- レコードをゴミとして捨てるなら何ゴミなのか?
- レコードを欲しい人に譲るには?
- レコードの処分に不用品回収業者を利用する場合は?
- 古いレコードはオークションやフリマで売れるのか?
- 古いレコードを買取してもらえるリサイクルショップはあるのか?
など、古いレコードの処分にあたって疑問に思う点や注意したいことをまとめてみました。所蔵しているレコードの量や作業できる時間に応じて上手に処分しましょう。ぜひご覧ください。

早速レコードの処分方法を見ていきましょう。
レコードをゴミとして捨てる
ゴミとしてレコードを捨てる場合はジャケット(ケース)とレコード盤に分けて各々処分することになります。その分別ですが、
- ジャケット(ケース)→資源ゴミ(新聞紙などと同じ)または可燃ゴミ
- レコード盤→可燃ゴミまたは不燃ゴミ
として扱うことが多いです。
例えば、神奈川県の横浜市ではジャケット(ケース)は紙として古紙扱い、レコード盤はプラスチックとして燃やすゴミとして捨てるそうです。こんな動画↓で解説してくれています。

レコード盤が可燃ゴミか不燃ゴミかは自治体の所有している焼却炉の性能によるのだとか。
詳しくは、現在お住まいの市町村が発行しているゴミのしおりやホームページを確認し、もしレコードが掲載されていないようなら役所の担当課へ問合せてみるといいでしょう。
ゴミとして捨てる場合、一般ごみとしての扱いなら処分費が無料であることが最大のメリットです。デメリットは各自治体のルールに従って分別作業を行う必要があります。

少量ならいいのですが、大量のレコードを持っていらっしゃる方は分別が大変になるかもしれません。
- ジャケット(ケース)→資源ゴミ(新聞紙などと同じ)または可燃ゴミ
- レコード盤→可燃ゴミまたは不燃ゴミ
として扱うことが多い。住んでいる自治体によりルールが異なる。
分別作業は必要だが、一般ごみの扱いであれば処分費用がかからないのが最大のメリットである。
レコードを欲しい人に譲る
友人・知人でレコードを欲しい人がいれば、その人に譲ってしまうのもいい処分方法だと思います。知り合いなら気楽ですし、欲しい人にあげれば大事にしてもらえるうえ、金銭トラブルもありません。
しかし、古いレコードが大量にある場合は、友人・知人の中から欲しい人がそう簡単に見つからないかもしれません。所蔵している100枚のレコードを処分したいのに、そのうちの1枚だけ欲しいと言われても困ってしまいます。
そんな場合、ジモティーという掲示板でレコードを欲しい人を探すことができます。
登録料・手数料はすべて無料で利用できる地元のネット掲示板です。
不用品の譲渡(無償・有償)、サークルのメンバー募集、教室・スクール・イベントの案内、助け合い、正社員やアルバイトの募集、里親募集などが掲示されています。
ジモティーでレコードを出品している人も結構いますので興味があったらチェックしてみてください。有償(売る)・無償(タダであげる)のどちらでも選択可能です。
ただ、友人知人の場合はいいのですが、ネットでの処分の場合は取引相手とのやりとりも少々面倒(受け渡し場所と時間のセッティング、相手がルーズな場合の対応、金銭トラブルの対応など)になってきますので注意してください。
私は何度かジモティーで不用品を処分してスムーズに取引しましたが、住所も名前も知らない相手ですから当然リスクがあります。
- 友人・知人で欲しい人がいれば譲るのもいい方法である。無料で処分できるが、欲しい人が見つかるかどうかは別である。
- ジモティーで譲渡先(有償・無償)を見つけることも可能だが、住所も名前も知らない相手との取引のためリスクがある。
レコードの処分に不用品回収業者を利用する
保管状態が悪く、何年も埃を被ってゴミ同然になってしまった古いレコードが大量にあり分別が困難、または、引っ越しなどで一気に大量のレコードを処分したい場合もあるでしょう。
そんな場合は不用品回収業者を利用する方法があります。有料ですが、日程を調整して回収に来てもらえば処分に労力をかけることなく、スピーディーに片付きます。
ただし、不用品回収業者については、「怖い評判も聞くし、ボッタくられるんじゃないか?」と思う人も多いでしょう。
- 回収無料と言いながら高額な搬出料を請求された。
- 頼んでいないものまで持っていかれた。
- 回収した不用品を近所に不法投棄していった。
そんなトラブルも実際多いようです。
- メリットはスピーディーに手間暇をかけず不要なレコードを処分できる。
- デメリットとしては処分にお金がかかることと、回収業者とのトラブルに注意する必要がある。
「どこの不用品回収業者に頼めばいいのか?」
地元で信頼できる不用品回収業者を知っていればいいのですが、そんな人は少ないです。
筆者の場合、ゴミナビというサイトで相見積もりを取ってから不用品回収業者を決めました。
ゴミナビ!は、日本最大級の不用品・粗大ゴミ、遺品整理、不用品買取など、日本全国の回収業者をまとめた口コミサイトです。
①トラブルの際に最大10万円現金保証、②契約が成立した時点で個人情報が公開されるプライバシー保護システム、③厳正な基準をクリアした業者だけを紹介するサービスの3つのポイントが売りです。
過去2回使いましたが、どちらの回収業者も対応よかったです。
1回目がソファーとベランダのプランターを処分して12,000円、2回目が金属製の重いラック3台を処分して2,000円。
1回目の記事:不用品回収業者は危険か?一括見積を使って不要なトラブルを回避しよう!
2回目の記事:不用品の処分に「ゴミナビ!」使ってみた(2回目)
どちらも事前の見積どうりの請求です。
このサイトのいいところは、見積を取る段階では匿名でよく、実際に業者を選んで回収を依頼する時点で住所氏名を明かせばいい点です。

ゴミナビはプライバシーに配慮されているので、わりと気軽に利用できます。
古いレコードをオークションやフリマで売却する
次に古いレコードをヤフオクなどのオークションサイトやメルカリなどのフリマサイトで売却できるのか?を見ていきましょう。
レコードを少しでも高く売って換金したい方には気になりますね。
古いレコードをオークションやフリマで売ってみる
最近ではレコードから流れる独特の優しい音源(音質)が見直され人気が復活しているようで、ヤフオクやメルカリでは古いレコードも売れています。
実際、1枚数千円~10万円以上で落札されているタイトルもたくさんあります。
引用:ヤフオク
引用:メルカリ

1枚10万円単位で落札されている場合もありますから、時間があったらヤフオクやメルカリにチャレンジするのも”アリ”と思います。
古いレコードを自分で売る場合のメリット
ヤフオクやメルカリで自分で売る場合のメリットは、古いレコードを最も高く換金できることにあります。多少の手数料はかかりますが、売れた金額の大部分を自分の収入に出来ます。
また、売値も自分自身でコントロールすればいいので、早く処分したければ相場より安くしたり、少しでも高く売りたければ相場より高くして様子をみながら販売することも可能です。
- プレミアム会員の場合:落札価格の8.8% プレミアム会員費:月額508円(税込み)
- 非会員の場合 :落札価格の10%

中古レコードの相場に詳しい人や、ガッツがある人、時間と行動力がある人にはヤフオクやメルカリがおすすめです。
古いレコードを自分で売る場合のデメリット
古いレコードを自分で売る場合のデメリットもあります。
ヤフオクやメルカリを使えば高く売れる可能性がある一方で、出品、価格設定、梱包、発送や購入者とのコミュニケーションの作業に手間暇がかかります。
また、自分で売るにはある程度の相場感が必要で、知識がないと不要に安く売ってしまったり、ほとんど値が付かないレコードに高い価格を設定して出品し、その結果全く売れないということも考えられます。そうなると無駄な作業が多くなりますしいつまでも片付きません。
それ以外にも、中古レコードとしての状態の見極めなどができないと購入者からクレームが来てトラブルになる可能性もあります。
- レコード盤にキズがついてノイズが入ったり、音飛びがする
- 歌詞カードや特典が揃っていない
- 出品説明になかった汚れ、破れ、カビがついている
- 出品写真では見えなかった細かいキズがある
- 適当に梱包して発送したためレコードが破損してしまった
など
レコードの場合は品質に厳しいコレクターの参加者もいますので、特にオークション初心者の方は気にかけておいてください。
購入者と話がこじれてしまうと、余計な労力や時間、心労がかかってしまいます。

オークションやフリマで売れば最も高く換金できるメリットがありますが、処分には手間暇と時間がかかり、トラブルのリスクもあります。
オークションやフリマで売ってみる方法 まとめ
古いレコードの処分として、オークションやフリマで売ってみる方法は、これまで述べたメリット・デメリットを比較して「挑戦してみる価値がある」と思う場合にはおすすめです。
最も高い値段で所蔵するレコードの換金が期待できるのが最大のメリットである。
デメリットとして、
- 出品、梱包、発送、購入者とのコミュニケーションに労力を使う。
- 中古レコードの相場感がないと損してしまったり、無駄な労力や時間を使う可能性あり。
- 売れなければいつまでも片付かない。
- 購入者からのクレームによりトラブルになるリスクあり。
レコード専門店に売ってみる
オークションやフリマで売るのは、購入者とのトラブルが怖い、手間暇や時間がかかるので嫌な方はレコード専門店に買い取ってもらう方法があります。
なんでも買取系の大型リユースショップではレコードは買取不可の扱いでも、レコード専門店なら大丈夫です。
デメリットとして、中古レコードの相場を研究して自分で売るよりは安くなるかもしれません。
しかし、買取店を利用する最大のメリットは、所蔵するレコードの換金・処分に手間暇がかからないことにあります。売りたいものをレコードの専門家に渡して査定してもらうだけでいいのですから、処分したいレコードが大量にある、手間暇かけずに効率的に処分したい、面倒なことはしたくない、時間がないという方にはおすすめです。

大量にあって分別して捨てるのが面倒だったり、オークションやフリマで売る時間がない場合はレコード専門の買取店を当たってみてもいいでしょう。レコードブームの再燃もあり、高い査定がつく可能性もありますよ。
メリット:手間暇をかけず処分したいレコードを換金できる。処分したいレコードが大量にある場合はおすすめ。
デメリット:相場を研究して自分でオークションやフリマで売るよりは安くなる。
エコストアレコードのご紹介
レコード買取専門店として、エコストアレコードをご紹介します。
東京都渋谷区松濤、宇田川町、世田谷区下北沢など都内に数カ所の拠点を持ち営業しているレコードショップで延べ四半世紀に渡るレコードの買取実績があります。
このショップは仮査定を無料で行ってくれますので、査定が不安な人も安心して取引できます。
エコストアレコード![]() フリーダイヤル:0120-888-378 |
買取方法
エコストアレコードでは郵送買取、出張買取、持込買取の3つの買取方法があります。
高価買取実績
エコストアレコードでは1枚数十万円~百万円の買取実績があるそうです。

希少盤は10万円以上の買取がザラですね。
郵送買取条件
LPレコードなら10枚以上から送料無料、他音楽メディアなら(EP、CD、DVD、BLR、カセットテープ、オープンリール テープ、音楽書籍)50点以上から送料無料で買取してくれます。
依頼すれば段ボールとガムテープを無料で送ってくれます。
査定の結果、1点でも売れるものがあれば返送料も無料です。

昔のカセットテープを買取してくれるのは嬉しいです。
買取ジャンル
全てのジャンル、邦楽・洋楽とも買取OKとのことなので、どんなレコードでも大丈夫です。
興味があったら一度このショップさんもチェックしてみてください。

迷ったらまず相談してみるという手もあります。
古いレコードの処分方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
断捨離の際の古いレコードの処分の方法として、
- レコードをゴミとして捨てるなら何ゴミなのか?
- レコードを欲しい人に譲るには?
- レコードの処分に不用品回収業者を利用する場合は?
- 古いレコードはオークションやフリマで売れるのか?
- 古いレコードを買取してもらえるリサイクルショップはあるのか?
を解説しました。レコードの状態や所有している量などから、お得な方法をチョイスしてみてください。
断捨離が成功すると・・・
断捨離が成功すると、いろんな効果があると言われています。
- 自分の気持ちをリセットして、余裕を持つことができる
- 空間のゆとりを再確認できる
- ムダなものを買わなくなる
- 人間関係のコミュニケーションが改善する
- 集中力があがり仕事の効率が上がる
などなど。
レコードは場所を取りますので、そのまま保管しておくと他の収納スペースがなくなりますし、整理整頓が行き届かなくなって心が落ち着かなくなります。
今も聴いているレコードならいいのですが、あまり聴かなくなったものは「思い切って」キレイに処分するといいことがあるかも?しれませんよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。