
大手リサイクルショップの弱点
最近はブックオフなど大手のリサイクルショップが全国の至る所にできてくれて、断捨離を進めるのには大変恵まれた環境になりました。
査定金額はどうあれ?・・・、こういった大手のリサイクルショップはだいたい何でも買ってくれるのですが弱点の一つにバーコードなし・ISBNなしの古書の買取をしてくれないことがあります。
ISBN(アイエスビーエヌ、International Standard Book Number)は、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号である。日本語に訳すと国際標準図書番号となる。wikipedia
昭和の時代に出版された本や雑誌などにはバーコードはもちろん、ISBNもついてないものが多いため古い本をたくさん持っていらっしゃる蔵書家は引き取り先が見つからず困っている方も多いそうです。
バーコード・ISBNなしの古書が買取不可の理由
バーコードなし・ISBNなしの古書の買取がNGと理由の一つは、査定が難しい(手間がかかる)ことでしょう。
バーコードがある本ならスキャナーをピッと通せば本の情報が出ますし、バーコードがなくてもISBNの番号でパソコンをたたけば情報が出るのでアルバイトさんでもすぐ査定ができます。
しかし、バーコードなし・ISBNなしの古書ではそういったシステムを使えません。
また古いために本に痛みや汚れがあることも多く、ボロボロの状態の古書に貴重な価値があったとしても最近入ったアルバイトの人が「その本をいくらで査定すればいいか?」分かりにくいのも確かです。
古書の希少価値
そういった古書ですが、今となっては完全に価値がないかというとそんなことは全くありません。
神田の老舗古書店では1冊100万円以上の値段がついている希少本も存在しますし、アマゾンでも1万円以上の高額で取引されている昭和の古書が多数存在します。
オークションサイトの老舗ヤフオクを見ると、100万円以上で落札される古書もありますね。
引用:ヤフオク
そこまで高額でなくとも、古書を探している愛好者は多く、古いから、汚れているからと言って売れない訳ではありません。
引用:ヤフオク
そういった古書を大手のリサイクルショップに持ち込んでしまうと、ルール上買取不可になってしまい廃棄処分になる可能性があります。
アルバイトの店員さんはお店のルールに則り仕事をするので止むをえませんが、欲しい人がいて価値があるものが捨てられてしまうのはちょっと残念ですよね。
古い本を買ってくれる古書店もありますが、街の老舗の古本屋も廃業してしまったところが多く、東京近郊や大阪などの大都市に行かないとしっかり査定してくれる店がなかなか見つからないかもしれません。
もし、地方にお住まいで価値のありそうな古書をお持ちの場合は、比較サイトのヒカカクで見積を取ってみることもできます。「ひょっとして高額なものではないか?」と思うのであれば、チェックしてみてください。
URL : https://hikakaku.com/category/all-category/secondhand-book/
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