18歳くらいから羽根もののパチンコをはじめて、どっぷりパチンコ依存になってしまった。
が、いつの間にか、まったくパチンコ・パチスロをしなくなった経緯を纏めてみた。
18歳~23歳(学生時代)
羽根ものからはじまり、デジパチ、一発台、CR、パチスロをなんでも打っていた。
しかも、ほぼ毎日である。
あまり記憶がないのだが、完全なパチンコ依存症だったと思う。
一人暮らしだったので監視が効かなかった。
メシ代、家賃、水道光熱費がなくなってもパチンコに行っていたのを覚えている。
家賃は2~3か月平気で滞納し、電気は止まっていた。
一週間くらい白米以外になにも食わなかったこともある。
大学を留年w
今から考えると、よく生きていたと思う。まじでw
24歳~3?歳(社会人時代)
運よく、就職できたので、平日は真面目に会社に通っていたころ。
平日だけはしっかり仕事して同期ではかなり早く係長に昇進していた。
しかし、土日祭日は朝からパチンコかパチスロを打っていた。
パチンコかパチスロばかりの人生に疑問がなかったわけではないのだが、パチンコ屋の開店時間になると目が覚める。
ときどき競馬なんかもしてたけど、主体はパチかスロだっと記憶している。
パチはCRもの、スロはジャグラーが多かったと記憶している。
収支は当然マイナス。
クレカで現金を引っ張って、ボーナスでなんとか返済。
1Kのアパート住まい、金遣いも荒く、貯金はほとんどなかった。
なぜパチンコ、パチスロを打ち続けていたのか?
その理由は、半分は中毒的な症状であり、もう半分は、常に金がないので、金が欲しかったのだったと記憶している。
3?歳(リーマンショックと転機)
3?歳のとき、突然リーマンショックが起きた。
そう、円高、株安の波が一気に世界をかけめぐって倒産する会社も多かった。
私が勤める会社も例外ではなく、かなり景気後退のあおりを受け、ボーナスカット、昇給見送りの負の連鎖に入ってしまっていた。
最初からあまりなかったけど、自分の会社に対する熱は冷え切っていた。
土日は相変わらずパチンコで、会社も暇だったので休みをとってパチかスロを打っていた。
収支は当然マイナスだった。
そんな頃、偶然だったのだが、おもしろそうなパチンコの攻略法があって、これを買ってみた。
高かったけど、たまたまパチンコだったかパチスロだったかで連荘し、財布に余裕があったのも理由だった。
この攻略法はデータロボ サイト7でパチンコの波を読んで優良台を判別するというのが骨子なんだが、偶然か?本物か?どうだったのか知らんのだけど、まあ騙されたと思って、よく読んで勉強してみると少しずつだが、結構勝ち越すことが出来るようになっていた。
海物語はあんま好きじゃなくて、そのとき設置台の多かったヨン様(冬のソナタ)でよく勝てた。
生涯初、月の収支は勝ち越すことができるようになった。
しかし29800円なんて、ずいぶん高いなと思ったし、今も通用するかどうか知らんので、全然すすめはしない。
パチンコ依存の克服
なぜ、パチンコ・パチスロを辞めてしまったのか?
その経緯を思い出すと、少し勝てるようにしてくれたその攻略法のおかげ。
「やっと勝てるようになったのになぜ?」と思われるかもしれない。
うむ、実はその攻略法の実践手順が自分には少し面倒だったのだw
勝率を上げるにはデータロボ サイト7で前日の出玉データをチェック、店に行って当日の出玉の状況をチェックしながら、勝負にいい時間帯、勝負するべき台が空くのをひたすら待ち続ける必要があったのだ。
この方法、いかんせん、めんどくさいし時間がかかる。勝負したい台が空かないまま閉店になってしまうこともあった。
しかし、何もしないで台を確保すればまず負けるだろうし、勝つには地道にデータ取りして、いい台を確保する努力が必要だった。
負けるリスク vs 勝つための面倒くささ
そんなジレンマの中、パチンコもパチスロもだんだんとかったるくなってきてしまった。
あまりおもしろく無くなってきてしまったのである。
少し不思議な現象であるが本当だった。
負けていると、じゃんじゃん金をつかって、頭に来て、少し出るとうれしい!みたいな脳の刺激循環になるのだが、収支をプラ転させることができるようになると、なんだかおもちゃで遊んでいるような感覚、これって何かおもしろいのか?みたいな気分になる。
そんなふうになってきたのと、その頃によく出してくれた優良店の店長が変わったら、突然出玉がしぶくなったのと合わせて、ぜんぜんパチンコ屋に行く気がしなくなったのである。
めんどくさいし、面白くない。パチ屋通いは卒業だ。
その頃から数年、パチンコもパチスロも打っていない。
まったく行く気もおこらない。パチンコ屋いくと疲れるし、寝てた方がいい、そんな気分が続いている。
負け続けていたのに、少し勝ち方を覚えた(気がした)途端に、それまでの欲求が全く無くなったのだと思う。
まるで憑き物がとれたように・・・
その理由はなんだったのだろうか、なかなかうまく説明できないのだが、突然熱が冷めたと言えばそうなのかも知れない。