RSSフィードを使用してワードプレスを更新するプラグインFeedWordPress
RSS X Yahoo pipesと組み合わせると、自分で出したい情報で簡単にワードプレスを自動更新できる大変便利なプラグインです。
ただし、これで、巨大なサイトを作ったとしてもSEOにはほとんど効果は無いと思いますし、コピー的なコンテンツしか出来ませんから、Googleなど検索エンジンのインデックスも全てはされないでしょう。なのでFeedWordPressでサテライトサイトを構築したところで(長い目では)あまり大きな意味ありません。
それは理解されている事を前提として、FeedWordPressを使用してサイト構築するときの注意事項を記します。
RSSから自動更新されるため、数千ページ~1万ページくらいのサイトはすぐに出来るのですが、いらない情報を削除していかないと、サイトが無限に巨大化してしまう恐れがあるんです。
「 別にいいんじゃん?( ゚д゚) 」
とか言わないでくださいねw
検索エンジンにインデックスされないページをどんどん増殖させても、無駄にサーバーの容量を消費してしまいますし、かつ、データが巨大化するのでワードプレス自体の表示速度も非常に重くなって行きます。レスポンスの悪化ですね。ページの表示速度が遅いのはユーザビリティーを大きく下げる結果になります。
結局、検索エンジンにもヒットせず、それ以外(ツイッターなど)からせっかく集めたアクセスもページの表示速度が重くて離脱してしまい読んでもらえない。それでは何をしているのか分かりません。
で、私の場合、「ずいぶん表示速度が遅くなった気がするぞ・・・。」
ふと気がつけば、記事が1万ページくらいに増殖しているという結果。
「こりゃあ、記事数を減らさんといかんわ・・・」
記事数を減らせば、レスポンスは元にもどると思うのですが、ワードプレスの場合、記事を一気に大量削除するのはサーバーにものすごい負荷がかかってしまうようです。
操作パネルから999件までは一気に削除できる仕様ですが、例えばレンタルサーバーのロリポップでは現実に一度に削除出来るのはせいぜい100件(多くても200件)が限度のようで、それ以上削除しようとすると処理しきれずエラーが返されてしまいます。
すなわち、1万ページのワードプレスの記事を削除するには100ページX100回の削除処理が必要で、マニュアルでするとすれば、この作業は半日から一日くらいかかってしまいますよねorz
どMプレイが好きな方は別ですが、普通の人には厳しい作業です。
・アクセス制限の刑(余談)
私の経験談ですが、最初は泣きそうになりながら大量の記事をマニュアルで削除していたところ、気が付かずにサーバーに強烈な負荷を与えてしまっていたようです。
サーバー主のロリポップ様より、とても優しいお叱り?のメールをいただき”短期アクセス制限の刑”を頂戴しましたw ロリポップ様、誠に申し訳ございませんでしたm(- -)m
で、結局はデータベース側から記事を一撃で削除し一件落着。※データベース側からPOSTを削除する方法は(レンタル)サーバーによって異なるので、お使いのサーバー会社のマニュアルを見て下さい。(データベース側からのデリート処理自体は慣れれば何てこと無い作業なのですが、最初は少し戸惑うかも知れませんので慎重に。)
なので、このFeedWordPress
実にすばらしいプラグインなのですが、RSSで記事を大量取得する場合は、ワードプレス記事の削除をルーチン化しておかないと危険なのでございます。
削除をルーチン化するには、以下のプラグインが役に立ちそうです。
・Auto Delete Posts (現在実験中 →〇起動確認済)
FeedWordPressを使うなら、併せてこのプラグインはぜひ実装したいところ。古くなった記事を自動で削除するルーチン化が出来ます。が、なぜか?たまにうまく削除できないことがあり、どうしてもゴミが溜まってくるので、ときどきマニュアルでチェックしましょう。
・Bulk Delete
デリート処理の操作は便利になります。が、サーバーへの負荷はマニュアルで削除するのと同じようですね。
PS.
それと、wp-config.phpの設定をいじり、ゴミ箱をカラにするのを1日にセットしています。
これは比較的簡単で、wp-config.phpに次の一文を挿入しておくだけです。
define(‘EMPTY_TRASH_DAYS’, 1);
でOKです。
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