
不用品回収業者を選ぶ際、変な会社を利用してボッタくられるんじゃないだろうか?と不安になりますよね。
- 回収無料と言いながら高額な搬出料を請求された。
- 頼んでいないものまで持っていかれた。
- 回収した不用品を近所に不法投棄していった。
そんなトラブルも実際多いようです。
そんなとき、どうやって不用品回収業者を選べばいいか?見積の取り方はどうするればいいか?参考になればと思い私の経験談をまとめてみました。

昨年の末に我が家の不用品を断捨離した際のお話です。それでは見ていきましょう。
断捨離で不用品の処分に行き詰る
昨年末、我が家の不用品をゴミとして処分、ヤフオクでの売却、リユースショップへの売却、ジモティーでの無償譲渡、NPO法人への寄付などあらゆる手段を使って大規模な断捨離を進めたのですが、最後にどうしても処分できなかったゴミが残りました。

家の不用品の中でもラスボス的存在の登場です。
それは何かと言いますと・・・
- ベランダ菜園の鉢やプランター、腐葉土
- ボロボロになるまで使い込んだソファーベット
です。
まず、ベランダの鉢やプランター、腐葉土に関しては処分がなかなか大変です。特に土です。
ネットで調べてみると土は”ゴミ”としての扱いではないらしく、都会だとなかなか捨て場所がないんですよ。結構苦労している人多いんじゃないでしょうか?

今回、この土の捨て方には非常に頭を悩ませました。
ジモティーを使って処分する手もアリか?と思ったんですが、ダイソーで100円~200円で買える鉢やプランター、腐葉土が欲しい人を見つけるのは大変そうです。
これに加え、ボロボロのソファーベットがありました。あまりにもボロで、さすがにジモティーでタダであげますと言っても貰い手がいそうにありませんし、粗大ごみで出すにも恥ずかしいレベルです。
分別して少しずつ捨てる方法もあったのですが、時間がかかりそうですし、作業も大変になりそうなため不用品回収業者に依頼することにしたのです。
危険な業者を回避し、安心できる不用品回収業者を使おう!
不用品回収業者は実に様々で、安心して依頼できる優良企業もあればボッタクリの悪徳業者も存在する少々怖い業界です。
いかに早く安く回収してもらえる会社を見つけるか?そう考えて、最も効率の良さそうな不用品回収の一括見積をしてみることにしました。
一括見積に使ったのは、ゴミナビ!というサイトです。
ゴミナビ!は、日本最大級の不用品・粗大ゴミ、遺品整理、不用品買取など、日本全国の回収業者をまとめた口コミサイトです。
①トラブルの際に最大10万円現金保証、②契約が成立した時点で個人情報が公開されるプライバシー保護システム、③厳正な基準をクリアした業者だけを紹介するサービスの3つのポイントが売りです。
ゴミナビ!の場合、見積をとる時点では個々の業者に氏名や電話番号が公開されないので安心して使えます。見積依頼を送信した途端に不用品回収業からジャンジャン電話が来る心配はありません。

プライバシーに配慮した設計が気に入って利用してみることにしました。
見積の時点で処分したいゴミを詳しく説明し、余計なトラブルを回避しよう。
ゴミナビ!で見積を依頼する際、少し工夫したのは、回収して欲しい不用品を詳しく書き、不用品の写真もつけて見積を依頼したことです。
それなら業者の見積から大きくブレることは無いだろうと考えました。実際作業したら見積より余計にお金を請求される心配が減り、安心して依頼できますからね。
こちらが期待していた作業と、不用品回収業者が考えている作業に差が出ると料金や時間を含めてトラブルが発生する可能性があります。

特に、見積時に不用品の写真をつけるのはおすすめです。
見積の回答がキタでござる
すると申込からだいたい一日くらいで対応可能な業者から見積の連絡が来ました。
↓のようなメールがたくさん来ます。
その結果は↓のような感じです。
- A社12,000円
- B社 15,000円
- C社18,000円
- D社25,000円
- E社25,000円

さすが相場があってないような業界なので料金が各社バラバラ、D、E社はA社の2倍以上の金額です。
もっと安いところが探せば見つかるかもしれませんが、時間もないので最安値のA社のほうにコンタクトしました。
メールで具体的な日時を調整すれば予約完了です。
A社はスケジュールが混んでいるらしく不用品の回収は数日後のアポイントになりました。
不用品処分業者がやって来た
作業日の前日に、電話が来ました。
「不用品回収のA社です。明日伺いますので、不用品を運び出せる通路(スペース)の確保をお願いします。」
作業当日はしっかり約束の時間通りに来てくれて金額も見積通りの12,000円とのこと。
作業員の方(社長さんかな?)もスピーディーに丁寧に仕事してくれました。

安心できる業者さえ見つければ不用品回収の専門家に頼むのが手がかからなくて楽です。
またの機会を考えて、「この人の名刺もらっておけばよかったかな?」と少々後悔しましたが、まあ比較的安く家の中もスッキリしたし、良かったことにしましょう。
今回の断捨離総括
今回の断捨離は、
- 換価価値のある不用品をヤフオクで売り、リユースショップの買取に出す
- 欲しい人はいそうだが、換価価値に乏しいものをジモティーであげる
- 1と2でどうにもならないものを不用品回収業者に依頼する
という手順で断捨離していったのですが、思っていたより手間暇もお金もかかりました。

不用品の処分が面倒な時代ですね。
不用品を処分するのにお金がかかる時代へ
特に今回の断捨離で痛感したのは、ゴミを捨てるという作業が非常に大変でコストがかかるようになってきたということです。
例えば、ベランダ菜園の鉢やプランター、土(腐葉土)はダイソーなどの100均ショップで簡単に買えますが、いざ捨てる時はなかなか大変です。
繰り返しになりますが、特に土です。
都会で土を捨てるのはかなり面倒です。土を安く処分するには自分でどっか捨ててもいい場所に運び出すしかないのですが、コンクリートジャングルの中ではそんな場所もなかなか見つかりません。

しかも土の量が多くなると・・・さらに面倒ですよね。
捨てる時のことを考えるべき時代
買う時に、いつか捨てる時のことも考えておくのがいいのかも知れません。買うにもお金がかかり、捨てるにもお金のかかる時代です。
ちなみに今回の断捨離で、不用品のうち、換価価値のありそうなものをヤフオクで売ったりリサイクルショップに売って合計6,000円くらいの収入になりました。
不用品回収業者への支払いが今回の12,000円です。
今回、比較的良心的な業者さんに当たりましたが、それでも差引でマイナス6,000円の赤字。
お金がないとモノを捨てられません。
「不用品を捨てるために金を稼ぐ、どうも変な時代だなあ・・・」
そう思うのは私だけなのでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。