使えるけどいらないモノ
例え不要でもモノを大切にする人ほど、まだ使えるなら捨てずにとっておいてしまいますよね。
「まだ使えるモノを捨てるのはもったいない。」
私も昭和生まれなのでその考え方はよく理解できます。
モノを粗末にするのは良くないという教育で育ちましたので、捨てることに対し心理的にハードルが高いんですよね。
そんなハードルが高い人ほど使っていないモノが家に増えてしまうと思います。
ゴミを捨てる方が大変な時代
「モノを大事にして長く使う」という考え方は昭和の時代ならそれでよかったのかも知れません。
しかし、時代が平成になるといつの間にかモノを「捨てる」ほうが大変な時代になってしまいました。
・ゴミ分別のルール厳格化
・ゴミ処分の有料化(有料ゴミ袋、リサイクル家電など)
「ずいぶんゴミの分別が面倒なんだな。」「市(町・村)のゴミ袋が高いんだよねえ・・・。」「え?これ捨てるのにお金かかるの?」なんて思っている人は多いでしょう。
そんな流れは加速していますし、今後も「捨てる」ことが物理的に大変になったり金銭的な負担が大きくなる傾向は続いていくのでしょう。
政府や地方自治体もゴミの処分費(リサイクル料)という名目なら我々庶民に課金しやすいと思っているでしょうからね。
そのおかげでなかなかモノを捨てられないとますます捨てるのが大変になり、欲しいものを買えば買うほど不用品が家にたまり続けるという悪循環が発生しかねません。
不用品を保有するメリットと廃棄コスト
今、「汚部屋」や「ゴミ屋敷」の社会現象も注目されていますよね。
こういった状況になるとゴミの処分自体に多くの費用がかかってしまい、せっかく大事にモノを保管していたとしてもコストパフォーマンスは良くありません。
↓こちらのブロガー様が大変参考になる記事を書かれています。
ゴミ屋敷のモノを全部買取してもらって、綺麗な部屋になるまで断捨離した話
家にあったモノを買い取ってもらい、値段がつかなかった不用品を処分費を払って回収業者に引き取ってもらったら結局いくらになったのか?というユニークな体験記です。
興味があったら記事を読んでいただくとして、手元に残ったのは僅か○○円でした・・・。
うーん、
こういった記事を見ると、「不用品を保有し続けるメリット」と「廃棄するコスト」をよく見極めないといけない時代になっているのは確かなようです。
冷静に損得勘定して、
「不用品を保有し続けるメリット」ー「廃棄するコスト」<0
になったら速やかに処分(損切り)すべきなんでしょうね。
いつかゴミの処分費で大損してしまう時が来るかもしれません。
まだ使えるのに捨てるのは忍びない
まだ使えるモノを捨てたくないという気持ちはよく理解できます。
やりたくないことを無理に推し進めることは精神的によくありませんから、そんな場合はリサイクルをうまく活用しましょう。
私も「捨てるのは忍びない」派のためよくリサイクルショップを利用しています。
しかも、今はリサイクル業界が激戦区。
一般的な中古品は買取先が見つかることがほとんどです。
近くにブックオフなどの大手リサイクルショップがあれば不用品を持ち込んでもいいですし、量が多くて大変なら宅配買取を利用してもいいでしょう。
宅配買取も梱包用の段ボールを無料で送ってくれるショップが多いので一昔前よりかなり便利になりました。
また、すでに市場価値がなくなって買取で値段がつかなかったものもリサイクルのプロの方が適正に廃棄処分してくれるので安心です。
昔の古書や古い雑誌の買取
もったいない本舗![]() ![]() |
漫画専門の買取
とにかく高く、とにかく手軽に売りたいなら漫画買取ネット!![]() ![]() |
赤本・参考書・予備校テキストの買取
大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」![]() ![]() |
ノーブランド(ノンブランド)服の買取
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ブランド品や高級品の買取
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オールジャンル系の買取
BUY王(バイキング)![]() ![]() ![]() |
※買取条件や買取ジャンルは変更になる場合があります。最新情報はショップさんのサイトで必ず確認してください。
いま注目されるミニマリスト
ミニマリストとは、
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。引用(コトバンク)
と定義されています。
ミニマリストの考え方、生き方に関する本も多く出版され最近ではかなり売れているようです。
例えば、「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -佐々木 典士著」は人気の書籍で2015年の発売以来ランキング上位にある一冊です。
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不要なものを見直し、最低限自分(家族)に必要なものは何か?
時間があるときに一度ゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。
ただ・・・
マクロ経済で見ると、ミニマリストが増えるとモノが売れなくなってしまい税収が減るので政治家や財務省の役人たちはちょっと困るかも?知れませんけどね(笑)