百科事典

過去いい値段で買った百科事典も、今となっては家の中で場所をとり置いておくだけも邪魔になってしまう存在になりつつあります。

断捨離の際以外でも、処分に頭を悩ませている方は多いでしょう。

百科事典は昭和の高度成長期にはある意味、サラリーマンの家庭なら「一家に一百科事典」のようなステータス・シンボル的な存在だったと記憶しています。どこの家に遊びに行ってもなぜか置いてありましたからね。

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うちの実家の洋間にも大昔に買ったブリタニカ百科事典がまだ現役で飾ってあります。ほとんど読んだ記憶はありませんが・・・

百科事典 リサイクルショップでは買取不可

残念ながら、

この百科事典は現在では市場価値がほとんどなくなっており、街の古書店やリサイクルショップでは買い取りはおろか、引き取り処分も断られてしまうのが普通です。

古書店主様の書かれたこちらの記事↓が参考になります。

今日も電話が鳴る。
ーあのう、おたくでは百科事典は買わないですか。
 全国どこの古本屋も毎日、そうした電話を嫌というほど受けるのだ。古本屋のおやじもいい加減、百科事典ノイローゼになりそうだ。

引用:前夜祭

百科事典の需要が減ったのはインターネットが普及してPCやスマホで何でも検索できる時代になったため、百科事典が手元に無くとも生活上困らなくなったことが大きな理由と言われています。

また手狭な日本の住宅事情の中、場所を取るわりに実用性も大きくなく実際に百科事典で何かを調べるということはあまりなかったのも原因でしょう。

お店としても、買い手が見つからず保管場所を大きく取るものを引き受けてはくれません。

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百科事典は買取や処分を断られても致し方ないところがあります。

※ただし発行後○年以内など新しい百科事典に限り買取可能なところもあります。

例えばブックオフは発行後3年以内の百科事典なら買取OKです。(2018現在)

百科事典の買取条件(ブックオフ)

https://www.bookoff.co.jp/sell/books/

まだ新しい百科事典であれば買取できないか聞いてみるといいかもしれません。

百科事典 寄付もNG

それなら「百科事典をどこか寄付できないものか?」と考える人もいるでしょう。

残念ながら本などの寄付を受け付けている企業やNPO法人も百科事典はNG扱いです。理由は上述の通り需要がないからだと考えられます。

例えば、↓の記事が参考になります。

百科事典は年間で内容が変わってしまうことや、その内容のほとんどがインターネットで調べることができることから、今では百科事典の需要はほとんどない状態なのです。

結局、寄付をしていただいても、その本を地域のために役立てることができず、処分してしまうことがほとんどというのが現状です。

引用:NPO法人セカンドブックアーチ

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寄付本を取り扱う団体も労働力を含めた処分コストがかかって大変なのでしょう。

百科事典 図書館への寄贈

図書館への寄贈で引き受けてくれるところもあるようですが、百科事典は迷惑がられてしまう可能性が高いので注意したほうがよさそうです。

善意の寄贈本に苦慮する図書館 何が本当に必要か考えて

各地の図書館が、市民から善意で寄せられる「寄贈本」の対応に苦慮している。すでに所蔵しているものと重なったり、古い学術書などは研究が進んで内容が大きく変化したりと、図書館にとって活用しにくいものが多く、実際に棚に並べられるのは1、2割程度。専門家は「寄贈前に図書館にとって必要か考えてほしい」と訴えている

引用:産経ニュース

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事前に図書館に問い合わせるなどの配慮が必要です。

自分で百科事典を売る

雑誌を売る

古い百科事典の場合は古書店やリサイクルショップでの買取がほとんど絶望的ですが、ヤフオクやメルカリなどで売ってみることはできます。

例えば、

ヤフオク百科事典

メルカリ百科事典

実際に1円~数千円くらいで百科事典を出品している人も多いです。なかなか買う人は見つからないとは思いますが、試して出品してみる分には無料なので問題ありません。※手数料は百科事典が売れた場合に発生します。

※ヤフオク・メルカリの手数料比較
ヤフオクの手数料
  • プレミアム会員の場合:落札価格の8.8% プレミアム会員費:月額508円(税込み)
  • 非会員の場合    :落札価格の10%
メルカリの手数料:販売価格の10%

稀にですが1円~1,000円(送料込みで数千円)くらいであれば落札されることがあるようです。

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メルカリの出品価格が高めなのは送料込みが多いためで、実質の価格は送料が別になってる出品が多いヤフオクのほうが分かりやすいです。また、いい値段がついているものもありますが、売れるかどうかは別問題と捉えてください。

ただし、もしかして困るのは、万一買い手が見つかったときじゃないかな?と思います。

購入されれば数十冊もある百科事典のホコリをふき取って段ボールに梱包し、最低でも玄関まで運んで運送業者に引き渡さなければなりません。

百科事典を梱包する段ボールはヤワなものだと底が抜けてしまいますから、みかん箱のような丈夫な段ボールを自分で何個か探してくるか、1個200円~くらいでホームセンターや運送業者から買わなくてはなりません。

仮に1000円(送料別)で売れても手数料を引かれて実入りは900円くらいです。

段ボールを何個か買うとその時点で赤字になってしまうんですね・・・。

ひょっとすると少しお金になる可能性はあるのですが、出品から発送までの作業時間を考えるとあまり効率はよくないでしょう。

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ちょっと裏技ですが、「引き取りに来れる方限定」や「手渡し限定」として出品してみることもできますよ。

ジモティーで譲渡する

ジモティーというネットの掲示板で百科事典の譲渡先を探すこともできます。

ジモティー

登録料・手数料はすべて無料で利用できる地元のネット掲示板です。

不用品の譲渡(無償・有償)、サークルのメンバー募集、教室・スクール・イベントの案内、助け合い、正社員やアルバイトの募集、里親募集などが掲示されています。

ジモティーで百科事典を出品している人も結構いますので興味があったらチェックしてみてください。有償(売る)・無償(タダであげる)のどちらでも選択可能です。

ジモティーの百科事典

換価価値の低い百科事典の場合、有償にしてしまうと難しいかもしれませんが、無償(タダであげる)で出品すれば引き取り手が見つかる可能性が高まります。

デメリットとしては、ジモティーでの処分の場合は取引相手とのコミュニケーション(受け渡し場所と日時のセッティングや、相手がルーズな場合の対応)に手間暇がかかります。

私は過去何度かジモティーで不用品を処分してスムーズに取引できましたが、住所も名前も知らない相手ですから、多少のリスクがあると心得てください。

ジモティーは怖い?不用品を処分してみました!

百科事典を捨てる

各自治体により取り扱いの違いはありますが、百科事典は燃えるゴミや資源ごみで出すことができます。

買ったときは確かに高かったものだと思いますが、処分に困るなら捨てるのが一番手っ取り早いと思います。大量にあるなら少しずつ捨てていくのもいいでしょう。

百科事典としてリユースするのは難しくとも、貴重な紙資源としてリサイクルできます。

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高齢のお年寄りの方で、「重たい百科事典を自分で捨てに行くのが大変だ。」という場合は地域のボランティアの手を借りたり、シルバー支援サービスを利用する手もあります。

急な引っ越しなどの緊急事態

自分で資源ごみに出す時間がないけど、どうしても早急に処分する必要がある場合(引っ越しなど)は不用品回収業者や便利屋さんに依頼する方法があります。

電話すればだいたいすぐに駆け付けてくれますが有料であり料金は会社によってバラバラです。

このため事前に見積をとってよく調べてから発注するのをお勧めします。

ほとんどの(善良な)不用品回収業者の見積は無料でしてくれます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

街を流している不用品無料回収のトラックには悪質な業者もいてトラブルになるケースもあるので注意してください。

  • 回収は無料でも搬出代を請求された。
  • 回収したものを近所に不法投棄していってしまった。
  • 依頼していないものまで持っていかれた。

などなど。特にお年寄りや女性を狙った被害が増えているそうです。

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不用品回収業者はたくさんありますから安心して頼めるところを探しましょう。

不用品回収業者は危険か?一括見積を使って不要なトラブルを回避しよう!

まとめ

昭和の時代、かなり高い値段で買われた百科事典も時代の流れでその価値はほとんどなくなってしまいました。

昔は何十万円もしたのでしょうが・・・。

こういう類の話だと、オランダのチューリップバブルを思い出してしまいます。

1630年代のオランダではチューリップ球根の価格が異常に高騰し、球根1個あたり熟練職人の年収10倍相当で売買されていたそうです。1637年の2月3日、何の前触れもなくチューリップ球根の相場が大暴落、誰も買う人間がいなくなってしまったという歴史です。

チューリップバブル
チューリップバブル

引用:wikipedia

チューリップバブルが崩壊した後、チューリップの球根が再び高値で取引されたり、バブルになることはありませんでした。

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現状を考えると百科事典も同じ運命ではないでしょうか。

まあ、

百科事典はチューリップバブルほど高額ではなかったでしょうし、今は市場価値が無くなってしまっても時代の変化ということで致し方ありません。

昔は高かろうが、思い入れがあろうが価値がなくなれば「いつかは捨てざる負えない。」と割り切ってしまうのが一番いいでしょう。

ずっと大事に保管していても、買った時のお金は戻ってきません。

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時間を見つけて上手に処分してみてください。

昭和期の高度経済成長を経ると1960年代頃には各家庭に分冊の百科事典が置かれているのは珍しい風景ではなくなり、大衆化を果たした。小学館からは、1962年に『日本百科大事典』(13巻、別冊)、続いて 1965年に『世界原色百科事典』(全8巻)、さらに1967年には『大日本百科事典ジャポニカ』(18巻、別巻4) が発行された。各社から次々と百科事典が刊行され人々もそれを求めたこの時期を指して、百科事典ブームと呼ぶ。1970年から1970年にかけては、強引な百科事典の販売が社会問題となった。この時代、百科事典はもっぱら応接間の飾りやステータスシンボルとしての役割を果たしていた。もっとも場所を取ることもあり、百科事典ブームが終息した後では大部の百科事典はあまり家庭では歓迎されなくなり、廃棄処分されることが多くなった。

引用:wikipedia

断捨離が成功すると・・・

断捨離が成功すると、いろんな効果があると言われています。

  • 自分の気持ちをリセットして、余裕を持つことができる
  • 空間のゆとりを再確認できる
  • ムダなものを買わなくなる
  • 人間関係のコミュニケーションが改善する
  • 集中力があがり仕事の効率が上がる

などなど。

百科事典は場所を取りますから、そのまま保管しておくと他の収納スペースがなくなりますし、整理整頓が行き届かなくなって心が落ち着かなくなります。

今も実用している百科事典ならいいのですが、あまり使ってないのなら「思い切って」キレイに処分するといいことがあるかも?しれませんよ。

HD.ARUMA

最後までお読みいただきありがとうございました。